おはようございます。週末の朝、淹れたてのコーヒーを片手に、今週の米国市場を振り返ります。今週は主要指数がまちまちの動きを見せましたが、特にハイテク株や半導体関連銘柄には厳しい一週間となりました。
今週の3指数
今週の米国市場は、主要指数で明暗が分かれる展開でした。S&P500指数は週を通して軟調で、週明けと週半ばはわずかな下落で始まりましたが、週の半ばに-1.11%と大きく下げ、週の最終営業日も-1.09%の下落となり、週間では-1.95%のマイナスで取引を終えました。年初来では+11.9%と依然として堅調を維持しています。
NASDAQ総合指数は、テクノロジー株の重しを受けて、週間で-4.48%と大きく下落しました。年初来では+12.5%ですが、今週の下げ幅は目立ちます。一方、NYダウ平均は週間で+0.67%と上昇し、主要指数の中では唯一プラスで終えました。年初来では+8.2%となっています。
僕が保有するETFでは、S&P500に連動するVOOが週間で-1.95%、全米株式に連動するVTIが-2.06%と、S&P500とほぼ同じ動きを見せました。NASDAQ100に連動するQQQは-5.52%と、NASDAQ総合指数と同様に大きく下落しています。
今週の注目銘柄: AMAT
今週、僕が特に注目したのは、半導体製造装置大手のAMAT(アプライド・マテリアルズ)です。AMATは半導体製造装置と関連サービスを提供しており、特に成膜装置やエッチング装置といった半導体製造の根幹をなすプロセス装置で強みを持つ企業です。半導体産業の設備投資動向に大きく左右される銘柄と言えます。
今週のAMATは、週間で-19.28%と大幅に下落しました。これは、僕がウォッチしている大型テック20銘柄の中で最も大きな下落率です。年初来では+59.3%と依然として高いパフォーマンスを維持していますが、今週の下げは非常に目立ちました。
この大きな値動きの要因として、報道では二つの点が挙げられています。一つは、AMATが具体的な業界支出予測を提示しなかったことです。半導体製造装置メーカーにとって、今後の半導体業界全体の設備投資動向は業績を左右する重要な指標です。この予測が示されなかったことで、市場に不透明感が広がった可能性があります。もう一つは、アナリストが目標株価を引き下げたことです。アナリストの評価は投資家のセンチメントに影響を与えるため、目標株価の引き下げが売り材料とされたようです。半導体業界全体の先行きに対する警戒感が、AMATの株価に強く反映された一週間だったと感じています。
そのほかの動いた銘柄
今週、上昇上位に入った銘柄では、会計ソフトウェアのINTUが+7.40%と大きく上昇しました。CRM(セールスフォース)も+5.05%と堅調に推移しています。僕も保有しているAAPL(アップル)も+2.03%と、市場全体が軟調な中でプラスを維持しました。
一方で、下落上位には半導体関連銘柄が目立ちました。注目銘柄のAMATに次いで、メモリ大手のMU(マイクロン・テクノロジー)が-14.59%、半導体メーカーのAMDが-13.05%と、それぞれ二桁の下落を記録しています。半導体セクター全体に調整の動きが見られた一週間だったと言えるでしょう。
テック・半導体
今週は、テクノロジー株と半導体株にとって特に厳しい週でした。ハイテクグロース株の動向を示すFANG+指数は、週間で-5.15%と大きく下落しました。さらに、半導体セクターの変動を大きく受けるSOXL(半導体3xブルETF)は、週間で-32.98%という大幅な下落となりました。これは、半導体関連銘柄の広範な調整を示唆しています。
個別銘柄では、NVIDIA(NVDA)が-6.61%、テスラ(TSLA)が-7.31%、ブロードコム(AVGO)が-9.07%、シスコシステムズ(CSCO)が-9.29%、オラクル(ORCL)が-9.31%と、多くの主要テック・半導体銘柄が大きく値を下げました。Google(GOOGL)も-3.15%、Amazon(AMZN)も-4.74%と軟調でした。Microsoft(MSFT)は-1.13%、Meta(META)は-1.30%と比較的下げ幅は小さかったものの、全体的な下落トレンドからは逃れられませんでした。
市場の不確実性を示すVIX指数は19.99と、やや高めの水準で推移しており、市場に警戒感が漂っていることを示しているようです。
為替・金利
今週の米10年債利回りは、前週の5.24%から5.1%へとわずかに低下しました。金利の動向は株式市場に大きな影響を与えるため、引き続き注視していきたいポイントです。
ドル円は、週間で-0.05%とほぼ横ばいの動きで、週末の終値は157.99円でした。大きな変動はなく、堅調な円安傾向が続いている状況です。
来週にむけて
今週は特に半導体関連やハイテク株に調整の動きが見られ、僕のポートフォリオにも影響がありました。しかし、FIREを目指す長期積立投資家として、一喜一憂せずに淡々と市場と向き合っていきたいと考えています。来週も変わらず、日々の経済ニュースを追いかけながら、自分の投資方針を貫いていきます。