おはようございます。週末の朝、コーヒーを片手に今週の米国市場を振り返ります。今週は主要指数がまちまちの動きを見せ、特にハイテク株には調整の動きが見られました。
今週の3指数
今週の米国市場は、週前半は堅調に推移したものの、週後半に失速する展開となりました。S&P500指数は週明けに0.41%上昇、週半ばにかけても0.28%、0.58%と着実に値を上げましたが、週の最終営業日を前に-1.21%、そして最終営業日も-0.52%と下落し、結局週間では-0.47%のマイナスで取引を終えました。しかし、年初来では11.4%の上昇を維持しています。
NASDAQ総合指数も同様に軟調で、週間では-0.71%とS&P500を下回る結果となりました。一方、NYダウ平均は週間で0.41%のプラスとなり、主要指数の中で唯一上昇を記録しました。
僕が積立投資しているETFも、指数の動きと連動しています。S&P500に連動するVOOは週間で-0.43%、全米株式に連動するVTIは-0.28%とわずかに下落しました。NASDAQ100に連動するQQQは-0.76%と、ハイテク株の調整を反映する形となりました。
今週の注目銘柄: NOW
今週、特に注目したのは、週間で11.97%とテック20銘柄の中で最も大きく上昇したNOWです。NOWは企業向けのクラウドワークフロー自動化プラットフォームを提供しており、主力製品であるNow Platformを通じて、企業の業務効率化を支援しています。ソフトウェア・サービス分野の銘柄として、多くの企業がデジタル変革を進める中で重要な役割を担っています。
NOWの株価は今週、158.96ドルで取引を終え、前週末終値の141.97ドルから大きく上昇しました。年初来では3.8%のプラスとなっています。テック20銘柄全体が軟調な中で、この上昇は際立っています。
この好調な値動きの要因としては、第2四半期決算がガイダンスを上回り好調だったことが材料視されたようです。企業のクラウドサービスへの需要が引き続き旺盛であることが示された形です。また、AI製品の好調を受け、アナリストが目標株価を引き上げたことも報じられています。Now Platformのようなワークフロー自動化の領域でAIの活用が進むことで、さらなる成長が期待されているのかもしれません。企業の生産性向上に貢献するクラウドソリューションへの期待が、今回の株価上昇に繋がったと考えられます。
そのほかの動いた銘柄
今週はNOW以外にも、個別銘柄で大きな動きが見られました。上昇上位では、ADBEが週間で7.59%の上昇、INTUも5.61%の上昇となりました。これらもソフトウェア関連の銘柄であり、特定の分野で強さを見せた形です。
一方、下落上位では、METAが週間で-9.4%と大きく値を下げました。半導体製造装置のAMATも-7.83%の下落、動画配信サービスのNFLXも-6.64%の下落となりました。その他、GOOGLが-5.98%と、大型テック株の一部には調整の動きが目立ちました。
明るいニュースとしては、AAPLが終値ベースで過去最高値の348.22ドルを更新したことが挙げられます。これは今週唯一の最高値更新銘柄でした。
テック・半導体
今週は特にハイテク株、半導体関連株の調整が目立ちました。主要なハイテク株で構成されるFANG+指数は週間で-1.98%と下落しました。
半導体関連では、半導体株の3倍ブルETFであるSOXLが週間で-10.79%と大幅に下落しました。個別銘柄を見ても、AMATが-7.83%、AMDが-2.26%、NVDAが-1.48%、AVGOが-2.15%と、半導体関連の主要銘柄が軒並み下落しています。これはSOXLの大きな下落に繋がったと考えられます。
市場全体の不確実性を測るVIX指数は19.45と、20を下回る水準で推移しており、極端な恐怖感はまだ見られない状況です。
為替・金利
今週の米10年債利回りは、前週末の5.1%から4.99%へとわずかに低下しました。金利の動向は市場に大きな影響を与えるため、引き続き注視していきたいポイントです。
為替市場では、ドル円が156.81円で取引を終え、週間では-0.84%の円高ドル安となりました。先週までのドル高円安の流れが少し落ち着いた形です。
来週にむけて
今週は主要指数がまちまちの動きとなり、特にハイテク株には調整の兆しが見られました。しかし、個別銘柄では好決算を背景に大きく上昇するものもあり、市場の選別が進んでいる印象です。僕としては、変わらず淡々と積立投資を継続していきます。