おはようございます。週末の朝、淹れたてのコーヒーを片手に今週の米国市場を振り返っています。今週は主要指数が揃って上昇し、市場の活況が感じられる一週間となりました。
今週の3指数
今週の米国市場は、週明けからS&P500が0.66%上昇、週前半も0.58%と堅調なスタートを切りました。週半ばには-0.22%、翌日も-0.47%と小幅に調整する場面もありましたが、週の最終営業日には0.59%と再び上昇に転じ、力強さを見せました。
結果として、S&P500は週間で1.15%の上昇となり、終値は7811.54ドルでした。年初来では14.1%と、引き続き好調を維持しています。NASDAQは週間で0.64%上昇し、終値は27366.17ドル、年初来では17.7%の上昇です。NYダウも週間で0.93%上昇し、終値は51654.95ドル、年初来では7.5%の上昇となりました。
この週は、S&P500、NASDAQ、FANG+指数、VOO、QQQ、そして個別株のNVIDIAが終値ベースで過去最高値を更新しました。全体で7件もの最高値更新があり、市場の勢いが感じられます。
今週の注目銘柄: INTU
今週、僕が特に注目したのは、週間で7.71%と大幅に上昇したINTUです。INTUは、個人や中小企業向けに会計、税務、金融ソフトウェアを提供している企業です。代表的な製品としては、個人向けの確定申告ソフト「TurboTax」や、中小企業向けの会計ソフト「QuickBooks」などがあります。SaaS(Software as a Service)型のビジネスモデルで、サブスクリプション収入が安定した収益源となっています。テック20銘柄の中では、ビジネスソフトウェア・サービス分野の主要なプレイヤーとして位置づけられます。
INTUの株価は今週7.71%上昇し、テック20銘柄の中で最も高い上昇率を記録しました。年初来では-54.3%と大きく下落していますが、今週の力強い上昇は目を引きます。
この上昇の要因としては、まずINTUが配当を増額発表したことが材料視されたようです。安定した配当の増額は、企業の財務健全性や将来への自信を示すものとして、投資家から好感されたと考えられます。配当は株主還元の一つの形であり、特に長期投資家にとっては重要な要素です。
また、AI会計ソフトの導入が好調であることも報じられています。INTUは、AI技術を活用して製品の機能強化を進めており、これが顧客獲得や既存顧客の満足度向上につながっているようです。特に、中小企業向けの会計業務の効率化は大きなニーズがあり、AIによる自動化やレコメンデーション機能が事業成長を後押ししていると推測されます。これらのポジティブなニュースが重なり、今週の株価を押し上げた形となりました。
そのほかの動いた銘柄
今週の上昇銘柄では、INTUに次いで、ネットワーク機器大手のCSCOが5.52%上昇、動画配信サービスのNFLXも4.83%上昇しました。
一方で下落銘柄では、半導体製造装置のAMATが-6.11%、半導体設計のQCOMが-5.07%、半導体メモリのMUが-4.27%と、半導体関連銘柄の調整が目立ちました。
テック・半導体
ハイテク株の動向を示すFANG+指数は、週間で1.97%と堅調に上昇し、終値ベースで過去最高値を更新しました。年初来では23.9%と高いパフォーマンスを維持しています。
しかし、半導体セクターにレバレッジをかけるSOXLは、週間で-14.63%と大きく下落しました。年初来では232.5%と驚異的な上昇を見せていますが、今週は調整局面となりました。
市場の不安心理を示すVIX指数は14.84と、比較的落ち着いた水準で推移しています。
為替・金利
米国10年債利回りは、前週の5.28%から今週は5.24%へとわずかに低下しました。
ドル円は1ドル158.25円となり、週間で0.2%のドル高円安に推移しました。
来週にむけて
今週も主要指数が好調で、終値ベースでの最高値更新も複数見られました。市場の勢いを感じる一週間でしたが、個別銘柄やセクターによっては調整も見られます。引き続き、淡々と積立投資を継続していきたいと考えています。