こんにちは。 2026年9月の米国市場を振り返る月次メモです。先月は主要指数がまちまちの動きを見せ、特にNYダウは大きく下落する一方で、ハイテク株や半導体関連は堅調に推移しました。米10年債利回りが上昇する中、個別銘柄では明暗がはっきりと分かれた一ヶ月となりました。
先月の3指数
2026年9月の米国市場は、主要3指数で異なる動きを見せました。S&P500は月間で-0.45%とわずかに下落し、年初来では+11.8%のプラスを維持しています。NASDAQは月間+1.86%と堅調に推移し、年初来では+15.6%と好調を維持しています。一方で、NYダウは月間で-4.29%と大きく下落し、年初来の伸びも+5.9%にとどまりました。
S&P500の日中の動きを見ると、月の前半は-0.71%、-0.38%、-0.58%と下落が目立つ日もありましたが、月半ばには+1.06%、+0.86%、+1.14%、+1.49%と大きく上昇する日もあり、比較的変動の大きい一ヶ月でした。しかし、月末にかけては再び-0.75%、-0.77%と軟調な日が多く、最終的には小幅な下落で月を終える形となりました。
先月動いた銘柄
個別銘柄では、半導体関連や一部の大型テック企業が市場を牽引しました。月間の上昇率上位を見ると、AMDが+29.96%と大きく上昇し、METAも+26.7%の伸びを見せました。その他、AMATが+11.56%、MUが+11.1%、QCOMが+7.95%と、半導体関連銘柄の強さが際立っています。
一方で、下落が目立った銘柄も多く見られました。INTUは-23.26%、ADBEは-18.05%と大きく値を下げました。また、NFLXが-14.15%、CRMが-10.86%、NOWが-9.45%と、ソフトウェアやクラウドサービス関連の銘柄が軟調な展開となりました。市場全体としては、特定のセクターや銘柄に資金が集中し、個別銘柄の明暗がはっきりと分かれた一ヶ月だったと言えるでしょう。
テック・半導体
ハイテク・半導体セクターは今月も市場の注目を集めました。NASDAQ指数が月間+1.86%と堅調に推移したほか、FANG+指数も月間+2.04%の上昇となりました。半導体関連のレバレッジETFであるSOXLは、月間で+31.09%という驚異的な上昇を見せ、年初来では+251.8%と非常に好調です。
個別銘柄では、AMDが+29.96%、METAが+26.7%、AMATが+11.56%、MUが+11.1%と、半導体関連や一部の大型テックが大きく値を上げました。また、今月はNASDAQ指数、FANG+指数、そしてQQQ、AAPL、AMDが終値ベースで過去最高値を更新しました。特にNASDAQ指数は27244.28ドル、FANG+指数は19395.04ドル、QQQは747.46ドル、AAPLは341.07ドル、AMDは630.63ドルでそれぞれ最高値を記録し、このセクターの勢いを感じさせる結果となりました。
為替・金利
為替と金利の動きも市場に影響を与えました。米10年債利回りは、前月の4.76%から今月は5.29%へと大きく上昇しました。金利上昇は株式市場、特にグロース株にとっては逆風となる可能性があります。
ドル円は、月間で-1.7%の円高ドル安となり、月末終値は157.4円でした。VIX指数は16.34と、市場の不安心理を示す指標としては比較的落ち着いた水準を維持していました。
今月にむけて
2026年9月は、主要指数がまちまちの動きを見せ、特にNYダウは軟調でしたが、ハイテク・半導体セクターは引き続き力強い上昇を見せた一ヶ月でした。米10年債利回りの上昇やドル円の円高ドル安といった動きもありましたが、市場全体としては特定のセクターが牽引する形となりました。
今月も引き続き、市場の動向を注視しつつ、淡々と積立投資を継続していく所存です。